会社の送別会。画家になりたくてNYに留学した経験のあるSさんと話した。
昔のように絵を描く気になれない、という彼女。まるで今の自分をみているようだった。昔みたいにいい音楽を作ろうという気力が湧いてこないと思うことがよくあったから。
同じゲイジツの才能をもちながら、表現することを躊躇する人。何という歯がゆさ。
話していて気付いたこと。それは、「昔みたいに」というのは間違いだってこと。大切なのは、今の自分の気持ち。今この瞬間の幸せな気持ちを自由に表現したいという思いが湧いてこないかい?それは本当に自由で幸せな事なんだよ。最後に言ってくれた、「私、また絵を描く!」その言葉はどれほど僕に力を与えてくれたかしれない。
ありがとう、Sちゃん!

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